使い方>ログ機能を使ってみよう

省エネ機能をご利用の場合のご注意
端末に省エネ機能が付属していたり、省エネアプリをインストールして使用している場合は、Go!のログ機能が制限を受ける可能性があります(何の通知もなく停止します)。これらの機能の監視対象から必ず山ともを外しておいてください。
Android 6以上の端末では、山ともをバッテリーの最適化の対象から外してください。この設定は、システムの[設定]-[電池]-[電池の最適化]または[設定]-[アプリ]-[設定]-[特別なアクセス]-[バッテリー最適化を無視]にあります(端末によって異なります)。

Huawei端末をご使用のユーザー様へのご注意

<操作のポイント>
  • ログを開始するには を長押し
  • バッテリーの消費に注意し、基本的に行動中は機内モード
<このページの内容>
バッテリーの消費に注意する
ログから山行記録の作成までの基本手順
GPS位置情報の途絶アラーム
トラックログに任意にポイントを追加するには

バッテリーの消費に注意する

GPSレシーバーはかなりバッテリーを消費します。
バッテリー消費は端末にも大きく依存します。山で実際に山とものログ機能を使用する前に近所で機能を使用してみて、山行中にバッテリーがもつかどうかを必ず確認してください。また、山行には補助バッテリーを携帯することをお勧めします。

GPS機能に通信は不要です。
一般にGPS位置情報は、携帯圏内にいてA-GPSが機能している場合の方が精度が上がりますが、すべての通信機能をオフにした方が節電には有効です。
山ともGo!の機能(トラックログ、地形図表示、ナビゲーションなど。My progressを除く)も、行動中(ログ中)に通信を必要としません。行動中は、通信の必要がない限り機内モードをオンにしておくことをお勧めします。特に、山間部などの電波状況がよくない環境で通信機能を使用すると、バッテリーを激しく消費するうえ、Google Mapの表示レスポンスが悪くなるためご注意ください。地形図は事前にダウンロードしておいてください。

画面の自動回転もバッテリーを消費します。
常にセンサーが機能しているためです。画面の自動回転はオフにしてください。

ログ中に発熱が大きくなる機種があります。リュックサックなどに入れて使用する場合はご注意ください。
メモ [基本設定]の[GPS受信モード]設定は、GPS信号の受信動作を調整します。

Android 6より前の端末では、[標準]オプションがデフォルトです。このオプションは、アプリ側で精度と節電のバランスを取ります。
Android 6以上の端末では[最新]オプションがデフォルトです。このオプションは、精度と節電の制御をシステムに任せます。
端末によっては、下の推奨設定とは反対の設定にした方が、精度または節電の点でよい結果になることもあります。ご自身の優先度と端末の特性に応じて選択してください。

ログから山行記録の作成までの基本手順

1 ログを開始する

をタップしてログパネルを表示します。を長押しして、トラックログの記録を開始します。山ともが最初の位置情報を表示し、バイブするまで待ちます。表示の背景色は現在のGPS位置情報の誤差精度を示します (緑:高[5m]、黄:中[10m]、赤:低[10m以上])。

メモ を長押ししてログを開始することもできます。記録中は精度に応じて、高 / 中 / 低 とアイコンが変化します。
2 行動を開始する

山ともGo!のウィンドウは閉じてもかまいません。ログ中は、Go!のアイコン が画面上部のステータスバーに表示されます。

3 通常通り写真やビデオを撮る

山行中にお好きなアプリケーションで写真やビデオを撮影します。

4 ログを終了する

行動の終了時または屋内に長く入るときに、を長押ししてログを停止します。ログを再開することもできます。

5 ログを山ともに保存する

を長押しすると、ログが保存され、[トラックログのアタッチ]画面が表示されます。

保存するまでが1つのログになります。通常は、1日の行程が終わったときに、またはピストンコースの場合は往路が終わったときに、ログを保存して山行記録を作成することをお勧めします。

6 新しい山行記録を作成する

[このトラックログから新しい山行記録を作成する]オプションを選択し、[OK]をタップすると、新しい記録が作成されます。トラックログから主な山頂とウェイポイントが自動的に収集されます。山行記録のサマリービューも参照してください。

直近の記録がある場合は、その記録にトラックログを追加して、複数のトラックログから1つの山行記録を作成できます。

メモ 時刻に重なりがあるトラックログを1つの山行記録に入れることはできません。

保存したトラックログを使用するには、山ともの[データ管理]-[トラックログの管理]メニューから[トラックログの管理]画面を開きます。

GPS位置情報の途絶アラーム

ログ中にGPS位置情報を指定の時間以上受信できなかった場合に、ログを停止し、それをアラームでお知らせする機能です。 このようなケースとしては、

  • GPS電波が届かない場所にいる
  • GPSレシーバーが一時的に機能していない
  • 何らかの省電力機能の影響を受けている
などの理由が考えられます。

空が開けている場所でログを再開しても位置情報を取得できない場合は、何らかの理由でGPSレシーバーがフリーズしている可能性があります。その場合は端末を再起動してください。

山小屋など屋内に入った後にログの止め忘れの防止にもなります。

途絶アラームを使用すると、多少バッテリーの消費量が増えます。音声案内・Wear通知などのナビゲーション機能を利用している場合、またはGPS位置情報の取得時にチャイムを鳴らす設定にしている場合は、位置情報が途切れると自然に気づくため、この機能は無効にしてください。設定は[基本設定]画面にあります。

トラックログに任意にポイントを追加するには

トラックログの記録中に、コース上のチェックポイントの座標と現在の時刻を使用して、トラックログに任意にトラックポイントを追加できます。山頂や山小屋に到達したときなど、自分の現在地が明確なときにこの機能を使用すると、それらの地点への到達時刻を確実にトラックログに記録できます。GPS精度が悪い場合(谷筋など)に使用すると、直ちに最新の進度情報が得られるので便利です。ログの開始直後、終了直前にも使用できます。

この機能を使用するには、ログ中にコース上のチェックポイントマーカー をタップし、 ボタンをクリックします。確認ダイアログボックスの[OK]をクリックすると、トラックポイントが追加されます。

この操作は元に戻すことができません。間違ったポイントを選択すると、無関係なトラックポイントが挿入されてしまうのでご注意ください。