使い方>外部からデータを取り込む方法

<操作のポイント>
  • インポートできるのはgpx形式のファイルのみ
  • メールの添付ファイル、ダウンロードファイル、Googleドライブ上のファイルなど、任意のアクセス方法でインポート可能
  • インポートしたgpxファイルから山行記録とコースを作成可能
<このページの内容>
トラックログファイルを取り込むには
トラックログからコースを作成するには
カシミール3Dで作成したルートを取り込むには

トラックログファイルを取り込むには

次の手順で、外部のGPSロガーで作成したトラックログファイルを山ともにインポートすることができます。

インポートできるファイルはgpx形式のファイルのみです。複数のトラックには対応していません。1つのgpxファイルに複数のトラックが入っていても、1つのトラックとしてインポートされます。

1 目的のgpxファイルにアクセスできるようにします。たとえば、ヤマレコなどのサイトからファイルをダウンロードしたり、PCからファイルをメールに添付してGmailに送信したり、ファイルをGoogleドライブにアップロードして、端末のブラウザ、Gmail、Googleドライブなどからアクセスします。Gmailの場合は、下の図のように表示された添付ファイルをタップします。
2 提示されたアプリの一覧から山ともを選択すると、山ともにインポートされます。
3 山ともにインポートされると、[トラックログのアタッチ]画面が表示されます。ここから、新しい山行記録を作成したり、ナビゲーションに使用する登山コースを作成することができます。
メモ ver. 1.10から、トラックログをインポートするときに、簡易なジオイド高補正を適用できるようになりました(国内のみ。島嶼部を除く)。ジオイド高が補正されていないトラックログ(標高値が実際より30~50m大きくなる)をいつもインポートしている場合は、メイン[設定]画面で[ジオイド高の補正]をオンにしておくと、ジオイド高が補正されてインポートされます。 山行記録のマップビューからトラックログのジオイド高補正を適用することもできます。

トラックログからコースを作成するには

次の手順で、トラックログから山ともGo!でナビゲーションに使用できる登山コースを作成できます。

1-a トラックログが外部のgpxファイルの場合
トラックログファイルを取り込むにはの手順を実行して、トラックログを山ともにインポートし、[トラックログのアタッチ]画面を表示します。
1-b 山ともに保存されているトラックログの場合
山ともの[データ管理]メニューから[トラックログの管理]を選択して、[トラックログの管理]画面を表示します。使用するトラックログをクリックして、[トラックログの管理]ダイアログボックスを表示します。[トラックログの使用]ボタンをタップして、[トラックログのアタッチ]画面を表示します。
メモ 山行記録にアタッチされて使用中のトラックログの場合、[山行記録を作成する]オプションと[山行記録にアタッチする]オプションは無効になります。
2 [このトラックログから山ともGo!の登山コースを作成する]オプションを選択し、[OK]ボタンをタップすると、[コース名の設定]ダイアログボックスが表示されます。
3 このダイアログボックスで、コース、スタート地点、ゴール地点の名前をそれぞれ設定し、[OK]ボタンをタップします。
メモ これらの名前は後で変更できません。変更したい場合は、お手数ですがコースを作成し直してください。

中間のチェックポイントは、後で自由に追加したり名前変更できます。詳しくは、コースに案内ポイントを追加/削除するにはをご覧ください。

これで新しいコースが作成され、他のコースと同様に、山ともGo!の[コースを開く]メニューからロードできます。作成されたコースは、[その他]エリアに表示されます。

メモ このコースは、元のトラックログを適宜間引いて作成されます。概ね20m以内にあるトラックポイントは、平均化されて1つのコースポイントにまとめられます。
作成したコースは、常にそれぞれ単独でご使用ください。 作成したコースは、山ともGo!にルートとして他の通常のルートと同様に表示されますが、それらのルートを組み合わせて別のコースを作成することはサポートされていません。ただし、プランに追加して他のコースと一緒に使用することはできます。
4[オプション] 作成したコースの標高値を、国土地理院サイトから取得した標高データに置き換えることができます。一般に、GPSログの標高値は誤差が大きく、山ともGo!のナビゲーションも誤差が大きくなるため、この機能は便利です。

それには、山ともGo!でコースを開き、をタップしてコースパネルを開きます。

[地理院サイトから標高データを取得]ボタンをタップすると、標高データの取得が開始されます。

メモ この処理には時間がかかります。また、国土地理院サイトは時間帯によってかなり重いです。ダウンロードが進まない場合は、通知領域をタップすると処理を中止できます。
メモ [地理院サイトから標高データを取得]オプションは、外部から取り込んだコースとトラックログから作成したコースにのみ表示されます。また、これらのコースを編集することはできません。

カシミール3Dで作成したルートを取り込むには

次の手順で、カシミール3Dで作成したルートを山とものコースとしてインポートすることができます。

インポートできるファイルは、gpx形式のファイルのみです。1つのgpxファイルに複数のルートを入れることができ、それらは別々のコースとして山ともにインポートされます。カシミール3Dの使い方については、カシミール3Dのヘルプを参照してください。

1 カシミール3Dでルートを作成します。ルート上のポイントの数は自由です。細かすぎてもあまり意味がなく、粗すぎるとナビゲーションの役に立ちません。1分で進むくらい(30~50m)の間隔をお勧めします。
2 地図に地名として表示するポイントを「区間の区切り」にします。デフォルトではすべてのポイントが「区間の区切り」になってしまうのでご注意ください。

この「地名」は、ベースデータの地名と同様に常に地図に表示され、ウェイポイントの対象になります。ナビゲーションのチェックポイントは、コースに付属する情報として別途追加できます。詳しくは、コースに案内ポイントを追加/削除するにはをご覧ください。

3 カシミール3Dの[ファイルへの書き出し]メニューを使用して、作成したルートをgpxファイルとして保存します。
4 目的のgpxファイルにアクセスできるようにします。たとえば、PCからファイルをメールに添付してGmailに送信したり、ファイルをGoogleドライブにアップロードして、端末のGmail、Googleドライブなどからアクセスします。
5 それらのアプリでgpxファイルをタップし、提示されたアプリの一覧から山ともを選択すると、山ともにインポートされます。
6 ルートが山ともにコースとしてインポートされたら、他のコースと同様に、山ともGo!の[コースを開く]メニューからロードできます。インポートしたコースは、[その他]エリアに表示されます。
インポートしたコースは、常にそれぞれ単独でご使用ください。 インポートしたコースは、山ともGo!にルートとして他の通常のルートと同様に表示されますが、それらのルートを組み合わせて別のコースを作成することはサポートされていません。ただし、プランに追加して他のコースと一緒に使用することはできます。